第2ステージ レースリポート

2008年ツール・ド・熊野第二ステージ
熊野市山崎運動公園発着丸山千枚田・札立峠の山岳ステージコース119.6km
熊野独特の山岳コースによる熾烈なサバイバルレースである。丸山千枚田を二回、札立峠をそれぞれ通過点とする山岳賞(King of Mountain)も待ち構える。

10: 15に山崎運動公園をスタートした集団は104名。11名が脱落。10:29の正式スタート直後からアタックが始まる。紀和町のホットスポットを目指すア タックは、風伝トンネルを過ぎ、スキルシマノの阿部、トレックマルコポーロの小野寺、パールイズミスミタラバネロの小段の三名が決め手となった。

本日唯一のホットスポットの通過順位は阿部 (スキルシマノ)、小野寺(トレックマルコポーロ)、小段(パールイズミスミタラバネロ)の順位。
続く第一回目のKOMポイントを同じこの三名で目指したが、小段は脱落。小野寺、阿部の二人は順調にペースを上げ、一時集団とのタイムギャップが1分オーバーとなるほど引き離し、最初の千枚田KOMを目指す。

a001.jpg若い小野寺がさらにベテラン阿部を引き離し、最初のKOMを獲得。7秒差で阿部、1分10秒差でスキルシマノの狩野が三位、ブリヂストンアンカーの長沼が四位、マトリックス松村、トレックマルコポーロのファンボンの順。

下 りに入り、梅丹本舗GDRの岡崎のアタックを契機に3名の選手が先行する小野寺、阿部に追いつくが、下りきったところで集団は一つとなり、振り出しに戻っ て今回最高峰の札立峠を目指す。11時38分、スキルシマノ狩野と梅丹本舗GDR新城が札立峠を目指す最初のアタック。これは集団に吸収され、次いで本日 の本命スキルシマノの土井がアタック、これにニッポエンデカのガロファーロとトレックマルコポーロのクロフォードが続く。三名が札立を終始リードし第二回 目のKOMでは、一位は約束通りのスキルシマノ土井、二位ガロファーロ、三位クロフォードで通過。次いで第四位通過はBSアンカーの嶌田、五位は愛三工業 レーシングチームのエース西谷が入った。


a002.jpg育 生ガソリンスタンドまでの長く細い下りでもトップを走る土井、ガロファーロ、クロフォードの一分程度のリードが続いたが、下りきったところで梅丹本舗 GDRの新城と清水の二人が3名に加わり、さらに新城が単独アタック。追走する第二集団4名は清水がコントロールし、新城の単独逃げを許す展開。第三回目 のKOMポイントである丸山千枚田では新城が単独一位通過、二位ガロファーロ、三位清水、四位土井の順。新城は追走集団に対し30秒程度の差をキープし、 単独ゴールを目指す。一方追走する4名(清水、ガロファーロ、クロフォード、土井)に4名で構成された第二追走集団が迫る。


構成 はスキルシマノの野寺、BSアンカーの柿沼、レースリーダーで愛三工業レーシングの広瀬敏、ニッポエンデカのミオリンだ。ゴール残り3km地点でついに第 二追走集団は土井らを捕まえ、さらに札立峠での逃げで力を使い果たしたか、クロフォード次いで土井が追走集団から脱落。

a003.jpgレー スリーダーの広瀬は何としても新城との差を縮めたいが、新城の強力なアシストである清水が追走集団をコントロールし、スピードが上がらない。ついに新城は 単独でステージ優勝を確保。6名の追走集団は最後にスピードが上がり、二位のゴールスプリントで清水がステージ二位を確保。そして清水は総合順位で広瀬を 逆転しリーダージャージを獲得。


山岳リーダーはスキルシマノの土井、ポイントリーダーは総合順位リーダーでもある清水となった。
総 合第二位は愛三工業レーシングの広瀬だがタイム差はなしの二位。加えて総合三位のBSアンカー柿沼との総合タイム差は12秒、総合4位の梅丹本舗GDRの 新城とのタイムは14秒差。総合優勝の行く末は以上の4名に絞られてはいるがこの4名のうち誰が優勝するかは分からない。


明日11日日曜日は鯨の町、太地町でのアップダウンの激しい9.6kmのサーキットを11周するレースである。明日のホットスポットが二回、ゴールのボーナスタイムもあり、最終日までレースはもつれ込む。


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