2009 ツールド熊野 第2ステージ レースレポート
第2ステージは、時折大粒の雨が降る中行われた。
山崎運動公園から6.4キロをパレード走行し、千枚田、札立峠などを通過する119.6キロの山岳ステージとなる。
最初から嶌田義明(チームブリヂストンアンカー)などがアタックするも、下りでカザフスタンのコントロールにより、なかなか逃げができず。香港の選手などが逃げ、そこに普久原奨(チームブリヂストンアンカー)が追いつく。普久原が先頭で1回目の丸山千枚田に入るが、カザフスタンのペースアップで捕まり、山岳地点はドミトリー・フォフォノフ(カザフスタンナショナルチーム)がトップ通過した。
下りでイランのアンドレイ・ミズロフ(タブリツペトロケミカルチーム)が飛び出し、50キロ地点では集団と5秒差までつまり、札立峠の上りに入った。カザフスタンの強力なコントロールにより、ミズロフは差を広げられず。ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)とフォフォノフが集団から飛び出し、先頭のミズロフに追い付き、3人は先頭になる。後ろの追走選手たちを待ち、10人ほどで札立峠頂上を通過した。ここでもフォフォノフがトップ通過する。
しかし、うっそうとした木々が茂る細い道の札立て峠の下りは、先頭を走る海外選手たちにとって、未知の世界であり、 雨と苔むした路面で危険だったため、カザフスタンの選手たちが一気にペースダウン。
日本選手たちが多数入る後続グループが先頭に追い付き、下りきったところで先頭は30〜40人くらいの集団になっていた。
ラスト40キロ、モンゴルの選手が集団から飛び出すも、カザフスタン勢が頭を固めた集団に捕らえられ、2度目の千枚田の手前で捕まった。そのまま千枚田の上りに入り、ここでもフォフォノフとイグリンスキーが積極的にリードして、フォフォノフが山岳トップ通過し、本日3つの山岳賞をすべて1位通過。山岳成績でトップとなった。
残り30キロの下りで、先頭から西谷泰治(アイサン工業レーシング)がアタック!一時は26人ほどの集団と20秒ほど差が開くも、カザフスタンのコントロールで15秒差ほど進む。残り10キロを切って差が詰まり、残り5キロですぐ後ろまで迫られた。そこで、野中竜馬(鹿屋体育大学)が飛び出し、西谷と合流。西谷を後ろに引き連れて集団との差を開けようと走る。後ろでは激しいアタックがかかり、その影響でラスト3キロ切ったあたりで捕まってしまう。
ラスト2キロの下りはイグリンスキーがペースを作り、下りを突っ込んでいく。ラスト500mをきり、シマノが鈴木真理(シマノレーシングチーム)を勝たせるために列車(隊列)を作るも、イグリンスキーがゴールスプリントを制し、総合優勝を守った。2位には鈴木、3位に野寺秀徳(シマノレーシングチーム)が入った。
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